若かりし頃…“更年期”という言葉の響きに、私自身あまり良い印象を持っていませんでした。そんな私も閉経を迎え気づいたらもう5年の日々。
女性の人生にとって大きなターニングポイントであるこの大事な“更年期”を、忙しさにかまけて「気のせい」とやり過ごし老年期にさしかかった今となってはもっと自分を労わる時期であったのに気が付くのが遅かったと今は後悔の念。そんな時に自分のために受講したメノポウズカウンセラー取得の研修で得た様々な知識は、その範疇の広さから薬だけのケアではない事に目からウロコの連続でした。
人生100年時代の女性が抱える様々な問題は、閉経前後に起きるホルモンバランスが要因とはいえ、この時期をいかにケアしていくかが後半の人生を左右すると言っても過言ではないと思います。ひとりひとりの女性が人生の終盤まで健やかでいられる社会を作る事、そうすることで日本の高騰化する医療費の削減にもつながります。多くの女性に正しい知識を啓めたい、そして自分自身も健やかな人生を送るためにこれからも研鑽を積んでいきたいと思います。